<オーケーの歩み>
『更なる発展期を迎える』《Ⅲ》
5年計画、物流センター2ヶ所、新店80~100店、年商6,000億円が目標です。
オーケーの経営方針は『高品質・Everyday Low Price』、出店地域は国道16号線内です。
1都3県のスーパーの市場規模は、2015年5.41兆円、10年後2025年の予測5.55兆円と微増です。東京・神奈川は高齢世帯比率も低く、2020年以降も成長が見込まれます。埼玉・千葉は2020年以降、市場縮小に転じ、栃木・茨城・群馬は、市場縮小スピードが早まるものとみられます。既に、オーバーストアの地域が増え、廃店が増えています。競合店に勝たない限り、売上は増えない時代になっています。高齢化は進行中で、買い物に来られない顧客が増え、宅配・ネット宅配の需要が増大しています。
寒川町の大型自動物流センターおよび生鮮PCは、2018年夏頃より逐次稼働する予定です。*
物流基地を5年間に更に1ヶ所開設、計2ヶ所で、店舗作業コストの低減と物流コストの最適化を図ります。国道16号線内の顧客に対し、競争力のある売価で、ネット販売(宅配含む)するための基地でもあります。
ネット販売は無店舗販売。包材費、配送費の割高分が解消できれば、オーケーの店売価より安く売れます。お店からの宅配は、仕組みを創れば、すぐ実行出来る『お友達宅配』(特許取得済み)で参りたいと存じます。
※2019年9月に寒川物流センター、流山物流センター、同11月に川口物流センターが稼働を開始しました。
新店80~100店を新設します。難しい環境です。社会情勢の推移を見極めながら、慎重に判断します。売場面積は300~600坪、駐車場20~150台目標、初年度年商20~30億円、小型店も創ります。国道16号線内の当社シェアを高めるために必要な立地から優先して出店します。現在 関東86店舗で約 3,000億円、5年後に(想定170店舗で)約 6,000億円の売上を目指します。総経費率は15%以内、物流センターの稼働により店舗作業を効率化し、目標として14%以内に挑戦します。経常利益率は5%、土地取得は子会社が行う前提で、オーケー本体は実質無借金が目標です。
以上