当社開発の自動発注システムの実用化テストを2002年9月からサガン店で日配食品について実施した結果、品切れも少なく、在庫も大幅に減少、鮮度が抜群に改善されました。

毎日納品される商品の場合、当日納品された商品を陳列する際、前日納品された商品が売場に残っていたら3％値引シールを貼って、当日入荷商品と明確に区分しています。賞味期限が１日短い商品に3％値引シールが貼られておりますので、お客様から『とても買いやすく鮮度が抜群』とお褒めの言葉をいただいております。
まだ充分賞味期限がある段階で3％値引シールを貼るので、今日召し上がるのであれば、お客様にとって、とてもお得です。商品回転率も向上し、ロスも大幅に減りました。理論的に適切な仕入個数が算出され、納品されることで初めて実現出来る効果です。2004年中に、生鮮品を除き、あらかたの商品の発注は自動発注に移行しました。

自動棚割の仕組みが出来上がりまして、2007年春用の棚割から適用を開始しました。迎える季節の販売を予測し、納品に見合った棚割を店別に作成するものです。自動発注と連動させて、店舗作業を単純化し簡単にします。精度を高め対象分野を拡大中です。