<オーケーの歩み>
『借入無しで年率30%成長の達成』に再び挑戦!(3)
取扱類似商品を絞り込みました。
永年にわたり、競合する2社の製品を併売していた売り場がございました。類似商品を絞り込めずにおりましたが、2015年8月、思い切って絞り込んでみました。オーケー会員の購買データを分析、各社の各アイテム毎の販売シェアを調べた結果、売価を少し下げれば、絞り込んだ方が、販売予測個数が大きくなることが判明したので、思い切って実行しました。
売価は平均 8%ほど値下げして競争力を高めました。 絞り込み後の25~50週、半年弱の実績ですが、当該分類の当社売上前年比は 122%、絞り込み後の メーカー様との同期間のお取引は、金額ベースで前年比約 278%、個数比で前年比約 301%でした。
断然売れる筈と思ったのですが、売上前年割れのお店が僅かですが、中々減りません。 売れているお店の成績は、売上前年比で 150%以上です。 『商売は、難しいもんだなぁー』と、思いました。 売り方を見直し、気合いを入れて販売した結果、直近の3週間は売上前年比 145%を超えております。
毎年、既存店で売上前年比10%増、新店を含めて20%増が経営目標です。 本年8月以降、絞り込んだ商品群の売上高を、どのようにして伸ばしてゆくのか ? 難問ですが、これが解明出来たら、売上は右肩上がりで、前途洋々です。 みんなで一緒に考えて、道を切り開いて参りたいと存じます。
私たちが考えている現時点での対応策は、以下の通りです。
- 毎年、単品で20%以上成長すると、当該商品の製造コストの内、固定費部分は成長に伴って低減します。
- この低減分を、商品の品質向上、売価の引き下げに充当すれば、競争力は毎年目覚ましく強化されます。
- メーカーブランドでの対応が難しければ、ダブルチョップでも、また、プライベートブランドも選択肢です。
もっと良い対応策があれば、教えてください。 どうぞ応援してくださいますよう、お願い申し上げます。